Brain Active メソッド学習コースを受講される皆様へ
一般社団法人 Brain Active with
2020 年 3 月 22 日 Vol.1.0
受講のお申し込みをいただき、誠にありがとうございます。損得の関係ではなく共感から受講を検討いただきたいという願いから、以下、受講にあたっての御案内 をまとめました。私たち「Baw」(バウと読みます)の想いをご紹介する内容となっておりますので、ぜ ひお時間をとってご一読頂けると嬉しいです。
1 はじめに
2 Brain Active with の活動について
3 「Brain Active with」の名前に込めた想い・大切にしていること
4 メソッド学習コースに込めた想い
5 メソッド学習コース受講に向く人/向かない人
6 価格について
7 受講にあたって
8 受講後のお願い
1 はじめに
社会問題から身の回りの困りごとまで、大小関わらずあらゆる課題が一人の力・知識では解決が難しく なっているのはご承知のとおりです。「解決」という処置さえ適切でない場合もあるかもしれません。そんな時代だからこそ、立場を超えて他者と向き合い、自らの想いや知恵を真摯に分かち合うことで物事を 前進させる「場」の重要性が高まっています。
この「場」を効果的、効率的、生成的に創作する知恵がオランダで育まれてきました。 「Brain Active」というファシリテーションメソッドです。一方、科学的な実験を繰り返してきたオランダの手法が日本でそのまま導入できるのか、まだ実験段階 にあります。手法ありきで普及するのではなく、日本独自の背景や組織文化に合わせてアレンジしていく 必要があります。そのプロセスを皆さんと一緒に創っていくことが私たちの願いです。
また、私たちはこの手法を特定の個人や組織の利益に留めるのではなく、少しでも社会に還元できるよう育んでいくことを大事にしています。是非 BAw の歩みにお付き合い頂けると嬉しいです。
2 Brain Active with の活動について
BAw は 3 つの活動を柱に、実践と探求から常に学び続ける組織です。社会全体にこの手法を解放し、 人や組織が様々な垣根を超えて困難な課題に取り組んでいくために、主に以下の活動を行います。
【活動の3つの柱】
・Learning(学びの展開)
オランダ発のファシリテーションメソッドを日本用にアレンジし、手法と背景にある考え方を伝えます。学習コースでは、知識インプット、実践、対話型のリフレクションを繰り返しながらスキルを磨きつつ、同時にファシリテーターとしての「場」への向き合い方についても学んでいただきま す。
・Research & Inquiry(場の探求)
会議、ワークショップ、ミーティングなど、社会に存在する様々な「場」では、日々合意形成とア イデア創出が行われています。こうした「場」の向かう先、理想的なあり方について、セミナーその他の活動を通じて研究・発信し、社会へ還元します。
・Dialogue Design(対話のデザイン)
複雑な課題に取り組むために、 社会に根強く存在する難題に取り組むための「場」を提供します。教育、環境問題、働き方、組織間の対立など、複雑なステークホルダー間の対話をデザイン、ファシリテートします。
3 「Brain Active with」の名前に込めた想い・大切にしていること
メソッドの名前は「Brain Active」ですが、私たちは団体名に「with」をつけています。この「with」には、オランダでの研究結果をそのまま日本の組織文脈に当てはめるのではなく、私たちが以前から実践してきたファシリテーションの経験と知恵を「組み合わせる」ことで、さらなる可能性を発揮するという意図を込めています。
そして、関わる全ての皆様と「共に」作り上げていきたいという想いも込めています。特に脳科学や行動科学の研究は日進月歩であり、人や組織の知的活動といったソフトな領域に至っては、様々な学説や考えが存在します。一つの答えに固執せず、参画いただく皆様の様々な意見に耳を傾けながら、この手法を成熟させていくことが私たちの願いです。
4 メソッド学習コースに込めた想い
繰り返しとなりますが、このメソッドを発展させ社会に還元していくためには、仲間が必要です。世界のあらゆる領域においてファシリテーションが可能性を発揮していくためには、私たち自身が常に探究者 として「場」に立ち、その経験を互いに共有することで、自身の力を磨き合っていく必要があります。
したがって本学習コースでは、まず、体系化されたメソッドを私たちの経験と共にお伝えすることで、受講者の皆さんがファシリテーターとしてスタート地点に立つための(経験者の方におかれては改めて立ち戻るための)きっかけを届けます。同時に、この体験を単なる知識習得に終わらせず、実践と経験から互いに学び合い続けていくための 「コミュニティ」を築いていきます。そのような「学び合い」は、会議を成功させるという短期的な目的だけではなく、ファシリテーターが「場」に及ぼす影響や結果を真摯に受け取ることで、ひとりの人間として、自身の思考の癖や世界の見方といった根本のあり方を捉え直していくためでもあります。複雑な利害が絡み合う社会の難題に、関係者一人ひとりと向き合いながら取り組んでいくためには、ファシリテーターとしての器の成熟が、スキルと同様に重要と考えるからです。また、私たちは、このメソッドを浅く広く展開したいとは考えていません。たとえ少ない人数であって も、深い理解をもって「場」に真摯に向き合ってくれる仲間を求めています。この深さが結果的に広さを作り出していくと信じています。そのような意味でも、法人設立のこの初期において手を挙げてくださった 皆様には改めて心から感謝を申し上げます。
5 メソッド学習コース受講に向く人/向かない人
ここまでご一読いただき、私たちの考えや活動に少しでも共感を感じていただける方は、本学習コース に比較的スムーズに取り組んでいただけるのではないかと思います。その上で、特に受講に向くと思われ る方、反対に向かない可能性のある方について、下記の通りまとめましたので、ぜひ参考にしていただけ れば幸いです。
【向く方】
・ 他者の意見や考えに偏見なく向き合い、フラットに受け止めたいという意志がある方
・ 所属する組織や団体の「正しさ」のみにとらわれるのでなく「自分自身の思い」に自覚的でありながら、それを起点として場づくりを行いたいと考えている方
【向かない可能性のある方】
・ メソッドやテクニックの習得にのみ関心がある方
・ 結局は個人の能力がグループの成果に直結すると腹の底で信じている方
・ ファシリテーションを使って人を操作し、議論をコントロールしたいと考えている方
・ 自分の考えが正しく、そうでない人を説得したいと考えている方
・ 自分の主張に賛同者を得るための道具として当メソッドを使おうとしている方
・ 本当はファシリテーションに関心がなく、受講したくないが、誰かの指示でファシリテーターになろうとしている方
6 価格について
上述の通り、BAw の想いを理解してくださる仲間が増え、その可能性が社会に還元されていくことが何より大事です。そのため、一般的なファシリテーション講座よりも受講しやすい価格設定にしています。 「価格が高いとその分学習コミットメントが高くなる」という考えで運営される講座も数多くありますが、 損得よりも共感に軸足を置いた関係の構築と学習展開に挑戦したいと考えています。頂いた受講料は、社会に還元する取組と健全な団体運営に充当します(上記2)。ぜひ受講生の皆様にもこうした取組に参画いただければ幸いです。そしてその先に、 様々な利害や価値観を持つ人・グループが、組織益や会社の利益に囚われず、「知恵」を結集させ、生成的に関わり合う世界を作り出していきます。こうした考え方からも、「影響の広さよりも深さ」を重視した取組みとしています。特に「実践」を重んじ、参加者同士の「学び合い」によって共に成長する構造を大事にしたい。だからこそ、参加者の皆様 には、受講へのコミットメントを大切にしていただきたい。それは決して「真面目に受ける」ということではなく、心の限り真剣に向き合う、だから楽しい、という循環を生み出すことを意図しているからです。
7 受講料の振込み/受講にあたっての注意点
コース初日の 3 日前までにこちらの口座に44,000 円(税込)をお振り込みください。
三井住友銀行
天神町支店(717) 2234356 普通
一般社団法人 Brain Active with
・キャンセルポリシー3 日前以降は 50%のキャンセル料をお支払い頂きます。
・オンライン受講の時の注意点
現在の新型コロナ ウイルス感染拡大の影響により、別途ご案内するまで、当面はオンライン MTG ツール ZOOM を使用して実施します。短時間で済みますので、参加の前に PC へのインストールを お願いいたします(https://zoom.us/download)。
また、一方的な講義ではなく参加型のコースになりますので、出来るだけ静かな環境を確保いただき、イヤホンマイクを使用する等の工夫をお願いいたします。さらに受講時は、参加者同士の対話を大切にする観点から、ビデオ機能をオンにすることを原則必須とさせていただきます。
8 受講後のお願い
コース終了後、受講者の皆様それぞれがファシリテーションを実践されていく中で、体験の共有と学び合いを意図した会合の場を設ける予定です。都度案内しますので、積極的にご参加いただければ幸いです。